猿轡と緊縛プレイ、初めて知った深い快楽…欲望を解き放つ体験

猿轡やボールギャグ、緊縛での調教に興味がある人も多いと思います。
これは私が初めて猿轡、緊縛調教を受けたときの体験談です。
好奇心から始まったSMの世界
最初は、ただの好奇心からでした。ふと調べた先で見つけたSM掲示板。
そこで見かけたやり取りに、なんとなく惹かれていきました。
「縛られるって、実際どんな感じなんだろう?」
そう思いながら調べていくうちに、その興味がどんどん大きくなっていきました。
痛みには弱い自覚はありましたが、それでも「試してみたい」という気持ちが湧いてきて、
怖さと好奇心が入り混じったまま、調べるのをやめることができませんでした。
そして…掲示板で見かけたある書き込みに、好奇心から返信してみました。
50代半ばの緊縛師であるという彼とは、話しているうちに少しずつ安心感が湧いてきました。
年齢差には多少の戸惑いがありましたが、彼の言葉には落ち着きがあり、その経験に裏打ちされた自信が感じられました。
「初めてなら、この熟練した人に任せてみたい。」
そう思うようになり、次第に私の中で信頼が積み重なっていきました。
鏡の中の自分
そして、ついに実際に会うことに決めました。
最初はかなり緊張していましたが、お互いにルールをしっかり確認し、セーフワードも決めたことで、あとは落ち着いて挑もうと心に決めていました。
「好きな食べ物をセーフワードとして設定する。」
「初対面時の挿入行為はなしで、まずはお互いの体が合うかを見極める。」
これが、会う前に二人で決めたルールでした。
縄が触れた瞬間、最初は少し冷たく感じましたが、それは次第に心地よく変わっていきました。
締めつけられる感覚が、自由を奪われる不安と共に、どこか安心感を伴って身体に広がっていきました。
思っていた以上に心地よく、どんどんその世界に引き込まれていきました。
その時、ふっと彼が「猿轡も試してみますか?」と提案してきました。
その言葉に少し驚きはありましたが、心の中で「試してみる価値はあるかもしれない…」と思い、少し考えた後、ゆっくりと答えました。
「はい、ぜひお願いします。」と……。
彼は私の口に猿轡をはめました。最初は少し息苦しさを感じましたが、その感覚はすぐに薄れていきました。
声を出そうとしても、まともな音は出せません。それが猿轡の特性です。
鏡に映る自分の姿を見たとき、恥ずかしさと同時にどこか嬉しさが込み上げてきました。
その感情はまるで互いに交錯し、心の中でせめぎ合うような不思議な感覚でした。
縄で縛られることはもちろん、さらに猿轡によって自らの欲望がさらけ出され、抑えきれない屈辱感が全身を駆け巡るような感覚がありました。
恥じらいと興奮の交錯
「声が出せないから…もしも本当に苦しくなったら、両手を叩いてくださいね。」
予め決めていたセーフワードが発せないことに、その瞬間になって気づき少し驚きましたが、
相手はその点にも配慮し、代わりにセーフジェスチャーを決めてくれていたので、
私は安心して身を委ねることができると感じました。
そして、少しの間が過ぎた後、彼の指が私の身体を優しく刺激し始めました。
その瞬間、私は今までに感じたことのないほどの快感に襲われ、
体が震え、息が荒くなるのを感じました。
快感の波は次々と押し寄せ、私の意識は次第に朦朧としてきました。
まるで彼の指が私の身体の奥深くに触れ、秘めた欲望を刺激するかのように、その感覚が全身を貫いていきました。
緊縛された身体は快感に溺れ、心と身体が一体となって彼の動きに従うしかありませんでした。
「うぐぅ、ううう…」
自分の意志とは裏腹に、よだれが静かに口元から溢れ出し、
その感覚が一層、私の恥ずかしさと興奮を募らせました。
私の身体は、まるで彼の手のひらの中で音を立てて鳴り響くように反応し、快楽の波に押し流されるようにただ身を任せることしかできませんでした。
頭の中はすでに空っぽになり、彼の手の中で感じることに全てを委ねることで、指先の動きがどんな感覚を生み出すのかを待ち望んでいました。
無力に従い続ける自分が、ただひたすらにその快感を受け入れ、心の奥底で渦巻く興奮を感じるだけでした。
彼の指が触れるたびに、身体は悦びとともに震え、さらに深い快楽へと誘われていくのを感じました。
「ううう!んん!…ううふっ…う…」
そして、絶頂の瞬間を迎えた時、私は無意識のうちに声を上げていたことに気づきました。
その声に気づいた彼は、静かに私を抱き寄せ、耳元で囁きました。
「まだ終わりではありませんよ。」
激しい快感の波、静かな余韻
その言葉を聞いた瞬間、私は鼓動がさらに高鳴るのを感じました。
そして、彼の指先は再び私の身体に触れ始めました。
その感覚は今まで以上に激しく、まるで私を壊すかのように襲いかかります。
しかし、その激しい刺激に抗うことはできず、私はただ身を委ねることしかできませんでした。
その瞬間、私は今まで感じたことのないほどの快感の渦に飲み込まれ、意識が遠のいていく中、
最後の最後までその感覚に溺れ続ける自分がそこにいました。
「うぁ…うぅ…」
呼吸が乱れながらも、私の身体には何とも言えない幸福感が広がっていました。
そんな私に対して彼は優しく笑いかけ、こう言いました。
「お疲れ様でした…どうでしたか?」
私は余韻が強すぎて、その言葉に答えることができず、ただ静かに彼を見つめ返すだけでした。
彼は私の身体を優しく抱き寄せ、ゆっくりと縄を解きながら、静かな手つきで猿轡を外してくれました。
その日は二人で取り決めた約束通り、それで終わりとなりました。
それからしばらく経ったある日、彼から一通のメールが届きました。
「先日はありがとうございました。また会いたいです。」
その言葉に胸を躍らせながら、私はすぐに返事をしました。
「私もまたお会いしたいです。」
彼との経験が、少しずつ私の中で意味を変えていることに気づきました。
それとも、単に私は今、この瞬間を深く感じているだけなのか。
その答えはまだわからないけれど、ひとつだけ確かなのは、
次に会う時も、きっとまた新しい自分を見つけられるだろうということでした。
ふたたび彼に会うまで、心の中で……
あの時、鏡に映った猿轡をはめられ、縛られた自分の姿を何度も想像してしまいます。
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