初心者Sが知っておきたいM女との接し方とプレイ内容
SMプレイを始める時って意外とわからないことが多いです。
特にSの人はプレイをリードする側です。
「自分はSだからSっぽく接すればいい」とだけ考えていると何をしていいのか迷ってしまうことがあります。
そのためにはSっぽく接するとはどういうことか?を知っておけば間違いなし。
初心者は初心者らしくあたふたしても悪くはないと思います。
でもS男性はSらしく迷いのないほうがかっこよくないですか?笑
どうせSMやるならかっこよくいきましょう!
ということでS男性視点によるSMプレイの基礎知識です。
【接し方】M女性を調教するということはM性を解放してあげること
M女性を調教するということはS男性の支配願望を満たすためのものではありません。
確かにそれも大切です。
しかし、いちばん大切なことはM女性のM願望を解放してあげることです。
M願望とはただ叩かれたり、厳しくされたりしたいだけではありません。
・本当に信頼できる相手に身も心も委ねたい
・叱られることで愛されていると感じたい
・ダメ(だと思い込んでいる)な自分を必要としてほしい
・自分のM性癖を全部出したい
世の中の女性はだいたいMです。
しかしその中で本当にそのM性を解放してあげている女性はどのくらいいるんでしょうか?
ほとんどいないと思います。
あいみよんのマリーゴールドの歌詞を引用すると「本当の気持ち全部吐き出せるほど強くはない」ということです。
どんな状況でもリミットをかけてしまうのが人間です。
それは理性とも言って、人間が人間でいられる理由でもあるんですけど。
それをすべて許し、解放してあげるのがS男性の役目です。
理性を捨てて真のMに目覚め、服従と依存に心からの喜びを感じるペットに仕上げなければいけません。
牝犬やペット、奴隷といった「称号」は理性を振り切り、本当に解放されたM女性のみが名乗っていい二つ名といってもいでしょう。
【接し方】乱暴とSは違う
それで、どう接すればいいかというと「紳士」です。
M女性には紳士的に接するようにします。
全然Sっぽくない!と思われるかもしれませんが、Sな男性って基本的に優しいんです。
暴力的な言葉を吐くだけだったり、叩いたりするだけだったりするのはSというよりただの怖い人。
SadisticのSではなく、どっちかというとScary(恐ろしい)のSです。
そういう人は意味もなく理不尽な暴力を振るったりします。
しかしSMプレイをするS男性がそれではいけません。
プレイをするには「理由」がいります。
それはさほど難しいことではありません。
・言いつけが守れないから罰を与える
・はしたないから●●をさせる
といった感じで「●●だから●●をさせる」というだけです。
自分の願望を叶えるためだけでなく、相手に合わせた調教を行う。
これがSMプレイをするS男性のスタンスです。
だからこそM女性は心寄せてくれるんですね。
【接し方】女性は男性を認めるとM化する
女性が男性に対してMになる瞬間があります。
それは女性が男性を認めた時です。
認めさせさえすれば、S寄りの女性をMにすることもできます。
認めさせるためにはプレイ以外の部分での立ち振る舞いや、気配りや優しさ、自分にはできないことができるなど色々な要素があります。
M女性が全霊を委ねたくなるような魅力ある男性を目指しましょう。
それは顔面やお金ではなくて人格です。
超極論すると天皇陛下のような戦わずして相手を屈服させる「徳」のような力です。
天皇陛下の前では誰でもMになると思いません?笑
ということでS男性の最強の理想像は天皇陛下です。
話が思いっきり逸れましたが、なかなかM化しない女性を無理やりMにしようとしても上手くいきません。
【接し方】厳しくしたら優しくする
言いつけを守ったり、目標を達成できた時にはM女性には必ずご褒美を与えましょう。
これを繰り返すことでM女性はだんだんこちらに心を開いてくれるようになります。
「心開けば股開く」SMに限らず男性が女性を扱う時の基本です。
・頭を撫でてあげる
・そっとキスをする
・ギュッと抱きしめてあげる
・優しい言葉をかけてあげる
こういったシンプルな「褒め」がやり甲斐に繋がるんですね。
自分が信頼を寄せる相手に認められるのは女性にとって何よりも嬉しいもの。
アメとムチというやつですね。
やり方としては古の昔からあるベーシック中のベーシックですが、まずはこの「褒める」ということを忘れずにいてください。
【プレイ】ガチで無理のサインを決める
こちらがS側の場合、SMプレイ中相手は苦しい表情になっていることも多いです。
そんな時難しいのが「どの程度苦しいのか?」ということ。
例えば猿轡やボールギャグといった声を発することができなくなるアイテムを使っている時。
こんな時はそのまま放置すると重大な事故にも繋がりかねません。
言葉を発することができる状況でも、プレイが中断していしまうことを気にして本当のことを言わなかったりするケースも考えられます。
こんな時大事なのはあらかじめ「本当に無理!」のサインを決めておくことです。
どんな仕草や動きでもいいので、それを見せると問答無用でプレイ中断にしましょう。
目隠しとか拘束をされていてもできるサインがいいですね。
【プレイ】言葉責めを覚える
SMの言葉責めはハードに行います。
言葉責めはSMである意味いちばん重要なプレイ。
百戦錬磨のS男は言葉とかんたんなプレイだけでも女性をびしょ濡れにしてしまうことができます。
さんざん紳士であることが大切と言ってきましたが、言葉責めまで紳士にする必要はありません。
①今の状況を実況する
「●●が丸見えだよ」「うわ!●●びしょびしょだな」
②今の状況を説明させる
「どんな風に気持ちいいか言ってみろ」「今何を何してるか言ってみろ」
③叱責する
「その程度じゃ●●はしてあげられないな」「そのぐらいで●●してもらえると思うなよ」
④いかに自分が淫乱であるかわからせる
「何が欲しい?言ってみろ」「本当に●●な女だな」「こんなことで濡れてるのか?」
このように言葉責めのタイプを自分の中でカテゴライズしておくと出てきやすいです。
口下手な方はとにかくタイプ別にカテゴライズしてその引き出しを充実させていきましょう。
あとAVもめちゃくちゃ参考になります。
【プレイ】焦らしの重要さ
SMに限らずですが、プレイを盛り上げる、より興奮させるために有効なのは「焦らし」です。
焦らしが上手くできるかできないかでプレイの興奮度は全然違ってきます。
乳首をすぐ触るのではなく、胸の周りや何ならお腹ぐらいから責める。
マンコにすぐ触るのでなく、太ももの内側ぐらいから責める。
こういうプレイが焦らしです。
焦らしが十分できていると濡れ方やイキ方が全然違います。
焦らしから本質に向かうタイミングにセンスと経験が問われます。
こればかりは女性によるので色々研究してみて下さい。
焦らしって焦らす自分との戦いでもあるんですよね。
ほんとは早くクリトリスに触りたいけど、グッとこらえて焦らす、みたいな。
【プレイ】拘束と目隠しプレイ
拘束と目隠しはSMプレイの初歩の初歩。
色んなところで同じようなことを書いているのを目にしますが、実際にその通りなんです。
SMグッズの拘束具やアイマスクを使ってもいいし、百均のアイマスクや手足を結べる何か長めの物で代用しても構いません。
「身体の自由を奪う」というSMの基本と興奮が十分に味わえるのが拘束と目隠し。
拘束のやり方はこう!目隠しのやり方はこう!というのはまずはあまり気にせず、思った通りにやってみた方がいいと思います。
こういうのって考えすぎると逆に何もできなくなっちゃうんで。
拘束はきつくやりすぎるとうっ血する場合もあるので、すぐに解除するためのハサミとかを用意しておいた方がいいです。
【プレイ】スパンキング
スパンキングはお仕置きで身体を叩くプレイ。
叩く場所は主にお尻ではありますが、基本的にどこでもOKです。
愛を込めた「お仕置き」の気持ちさえあればどこを叩いてもスパンキングになります。
素手で叩く以外にも何か物を使って叩くのもありです。
最初はもちろん柔らかめのあまり痛くない物にしましょう。
スリッパとか柔らかくて屈辱感もあって、いい音も出るしおすすめです。
ちなみにビンタはちょっとスパンキングとは違うかなーといった感じです。
ビンタはビンタで独立した一つのジャンルという感じですね。
【プレイ】首輪を付けてお散歩
SMプレイで首輪をしているのってよく見ますよね。
首輪プレイは首輪とリード(紐)を付けて部屋を散歩するだけなのでかんたんです。
四つん這いで這いつくばりながら散歩してあげましょう。
犬みたいな恥ずかしいポーズをさせたり、放尿のポーズとかさせてみてください。
全裸の四つん這いは膝が直に床だと膝を痛める可能性もあります。
何か敷いてあるところでやるか、適当なマットやシートを敷きましょう。
膝がゴツゴツ床に当たらないので、下の階への防音にもなります。
慣れてきたらペット用の食器を使って食事をさせてみてもいいですね。
【最後に】逆に初心者におすすめできないプレイ
下記のプレイはSMっぽいプレイですが、初心者には少し難しいです。
・緊縛
・ムチで叩く
・ロウソクを垂らす
・野外プレイ
「拘束」は拘束するだけなのでかんたんですが「緊縛」はロープで「●●縛り」のような形で縛るため、難易度が上がります。
あとは苦痛系は最初は恐怖を感じてしまう女性もいるので、最初はとにかくソフトにを心がけましょう。
野外プレイは種類にもよりますがガチ野外露出!的なのは、それなりにリスクもあるので初心者のうちはおすすめしません。