初心者Sが気をつけたいM女性を調教する時の注意点
初心者だけどM女性を調教してみたい!
S男性がこんな風に思うのはごく自然な事ですよね。
最近ではライトなSMプレイを好むM女性が増えているので、意外にも初心者S男性が求められるという嬉しい事実も。
その一方で、経験が浅いゆえに思わぬ失敗をしてしまったという男性も少なくありません。折角お目当てのM女性と知り合えても、思うような調教が出来ず一度きりの関係になってしまうのはもったいないですよね。
そこで今回は、初心者S男性がM女性を調教する際に気を付けるべき注意点について、先輩S男性の失敗談と共に紹介したいと思います。
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Toggle上級者のフリをしない
『随分前になりますが、今で言うSNSのようなサイトでSM趣味の男女が集まるコミュニティがありました。
そこは出会い掲示板の役割も果たしていたので、僕も興味津々で使ってみる事に。基本的にS男性からM女性にアプローチするのが主流となっていたので、僕も最初は正直に初心者を名乗って女性に声をかけていたのですが、食いつきが悪く相手にしてもらえませんでした。
そこでつい、何人目かに声をかけた相手には経験豊富だと嘘を吐いてしまったんです。するとそれまであまり関心を持ってもらえなかったのが、急に興味を抱いてもらえるように。
それに気をよくした僕はネットで見た知識だけを頼りに知ったかぶりで経験豊富な上級者を装う事にしました。
その甲斐あって一人の女性と出会える事になったのですが、いざ会って実際に話をしてみるとしどろもどろになってしまって。
文字だけのやりとりならネットで調べながら出来るので、特に困る事はなかったのですが、面と向かって話すとやっぱりボロが出てしまうものです。そこでようやく観念し、初心者である事を白状すると相手は激怒。
“それならそうと正直に言ってくれれば良かったのに。嘘を吐くような人は信用出来ないのでこれきりで”
そのまま帰っていきました。当然、プレイらしい事など何も出来ませんでした。
しかもその後、件のコミュニティを見ると、
“○○(僕の名前)は嘘吐き、騙されないで!”
と名指しで批判されている書き込みを発見。
同時に僕のアカウントには男女問わず多数の誹謗メッセージが届きました。
この出来事が原因で僕はそのコミュニティどころかSNSからも離れざるを得なくなったのです。
結局初めてのSMは大金を払ってSM倶楽部で経験する事になったのですが、あの時経験豊富な上級者を偽らなければ初心者でも構わないというM女性と出会えていたかもしれません。そう思うと、安易に嘘は吐くべきではないと反省したのでした』
初心者だと相手にしてもらえないのではないか、という思いからついつい経験豊富なS男性を装いたくなるものですよね。
けれど、この嘘はいずれ実際に調教する際に必ずバレるもの。
信頼関係が大切なSMにおいて、嘘を嫌うM女性は少なくありません。
背伸びしてしまった事で幻滅され、折角の調教のチャンスも台無しになってしまう可能性もあるので、初心者である事は最初に正直に伝えておいた方がいいでしょう。
M女になら何をしても許されるという妄想を捨てる
『当時、俺にはM女どころか彼女もいなかった。年齢=彼女いない歴だった。
そんな俺がSMに興味を持ったのは、M女なら童貞の俺でも手込めにできるんじゃないかという下心から。M女は男の言う事なら何でも従うし、服従するものだと思い込んでいた。今思えば童貞ゆえの妄想と言えるかもしれない。
こんな考えから俺はSMサイトなどを通じてM女を探す事にした。
M女なら誰にでもホイホイ着いてくるんじゃないかと思っていたけれど現実はそこまで甘くはない。
今考えれば女慣れしていない俺の誘い方やアプローチ方法がマズかっただけなのだが、成果の出ない日が続いた。
それでもM女を探し始めて1ヶ月半経った頃、ようやく一人のM女との顔合わせが実現したのだ。
初対面なので明確にセックスやSMプレイの約束したわけではない。とりあえず一緒に食事でもして後はその時の流れで、という感じだった。
けれど、メールではエッチな話もしていたから会えばそういう事が出来るものだと俺は期待した。“早く会いたい”
“早くしたい”
“童貞卒業も目前だ”こんな思いを抱きながら、いよいよ顔合わせ当日になった。
いそいそと待ち合わせ場所へ向かうとそれらしき女が既に待っていた。
とりあえず予定通り食事でもという事で近くにあった居酒屋へ入った。
女は色々と話を振ってきたが俺はそんな事より早くヤリたい、という気持ちの方が強く、何を話したかも大して覚えていない。
むしろ、早く終わってほしい、と少し苛ついていたかもしれない。
けれど小一時間ほどでようやく食事も一段落ついた。次はいよいよプレイだ。
「じゃ、じゃあ…ホテル行く?」
少し緊張しながらも俺から切り出した。ここまできたのだからもちろん答えはOKだろう。
そう思っていたのに、「申し訳ないけれどそんな気になれないです」
「は?なんで??」
なんと断られてしまった。
わけが分からない。
食事までしておいて断るなんて非常識じゃないのか。
俺は少し語気を強めて聞いた。
「実際会って話してみましたけど、私の話も上の空って感じですし、一緒にいて楽しいと思えませんでした」
M女という割には結構ハッキリとした物言いだった。
「え、でも…君、M女でしょ?男の言う事に従うのがフツーじゃないの?」
そもそもこの女はM女のはずなのに、なんでこんな事を言うんだろう。
もしかしてM女っていうのは嘘だったのか?という思いも含めつつ、俺は反論した。
けれど女の返事はにべもないものだった。「ごめんなさい、私はMですけど誰でもいいわけじゃなくて…一緒にいて楽しいとか、もっと一緒にいたいと思える相手でないと調教されたいとも思えません」
「今日は約束だったからご飯まではお付き合いしたけれど、これ以上は無理です」
そう言うと女は帰っていった。
いけ好かない高飛車女ならともかく、M女にこんな事で拒否されるとは思わなかった。
というのが、当時の俺の正直な気持ちだった。かなりショックだった。しばらく立ち直れなかった。同情してもらいたくてネットでも愚痴ってみた。
でもその反応は俺が悪い、というものばかり。“会ってくれただけでも神”なんて言葉さえあった。“M女になら何をしても許されると思うな”という声も多かった。
やっぱり俺が変わるべきなのか、とここで一念発起した。女と接する時は極力下心を捨てた。
目を見て話を聞くようにしたし、なるべく笑顔を心がけた。
するとビックリする出来事が起きた。リアルで彼女が出来たのだ。
彼女はM女ではなかったけれど、俺が興味のあったSMプレイを徐々に試していくと、SMに興味をもつようになった。
M女になら何をしても許される、M女は男の言う事なら何でも従うし服従するものというのは間違いだというのは今なら分かる。
M女が服従するのは好きな男にだけであり、まずは好意を持たせる事が大事だと思う』M女性なら誰にでも服従するんじゃないか、というイメージを抱いている初心者S男性は多いと思います。
確かにM女性は押しに弱く、強引に押せば流されてくれる可能性も高いですが、誰にでもなびくわけではありません。
やはり、その前にある程度好意を感じさせるきっかけを作っておく事が重要と言えるでしょう。希望のプレイや調教を具体的に照らし合わせておく
『俺がまだ初心者Sだった頃の話です。
“SM初心者のM女です。痛いのや苦しいのは苦手なのでNGですが、玩具責めや羞恥責めに興味があります”
ネットでこんな書き込みを見つけてすぐさまメッセージを送りました。お互い初心者同士で相性もいいんじゃないかと思ったからです。
タイミングが良かったのか、そのM女から早々に返信をもらいました。“お誘いありがとうございます。掲示板に書いた通りで玩具責めや羞恥責めみたいなソフトプレイ中心でも大丈夫ですか?苦痛を感じるのだけはNGなので、理解いただけるなら会ってみたいです”
前向きな返信で俺の胸も踊ります。
もちろん何の問題もないのですぐさまその旨を伝えると、そのままアポの話になりました。そしてラッキーな事に翌日には会える事となったのです。翌日、予定通り待ち合わせ場所で落ち合ってホテルへ向かいます。
部屋に入ると俺は早速チンコを出して咥えるように命令しました。即尺させたいというのが俺の願望だったからです。M女は黙って俺のモノを咥えます。途端に俺は興奮しました。そしてSの血が騒ぎます。
このままイマラチオさせたい…
そんな願望が脳裏を過ぎりました。僕はM女の頭を掴んで、喉の奥を突いてやりました。
「んぐぐっ…!!やめ…っ」
予想に反してM女は抵抗しました。
「何で?M女なんだからこれくらいしろよ」
一度Sのスイッチが入ると止める事は出来ませんでした。抵抗するM女の頭をさらに強く掴んで前後に振り回します。
その時でした。「ひぃっ…!!!」
金玉を思いっきり握りつぶされたのです。
声にならない声が漏れました。俺が怯んだ隙にM女が俺を突き飛ばしました。
「止めてって言いましたよね?最初に苦しいのはNGだって伝えてたはずなのにこういうの最低ですよ」
女はそう怒鳴ると帰ってしまいました。
残されたのは金玉を押さえる情けない俺。確かに苦痛的なのはNGだと聞いていました。
でもM女なんだからこれくらいなら大丈夫だろう、という慢心があったのも事実。
もし事前にイマラチオは無理だと知っていればここまでしなかったのに…と思っても仕方ありません。
最初に希望のプレイを具体的に伝え合っておけばお互いに嫌な思いをせずに調教を楽しめただけにこれは苦い経験ではありましたが、この出来事以降どういうプレイを行うかについてきちんと流れを話し合う事を徹底しました。
すると相手も安心してくれるのか、会ってもらえる率も増えたように思うので結果オーライではあったかなと今は感じています』
自身の希望プレイと相手の希望プレイが食い違うと互いにしこりを残すような形になりかねません。上級者であれば、即興で相手の希望に沿った調教が可能かもしれませんが、初心者だとそういうわけにはいきませんよね。
そこで、事前にお互いの興味のあるプレイについては細かく話し合っておくのがベスト。その上で調教の流れといった構想を練り相手に伝えておくと、この人になら安心して任せられそうだなと思ってもらえる事にも繋がります。
調教グッズは事前に準備しておく
『マッチングサイトでM女と知り合い、初対面から初プレイにまでこぎ着けた僕。
お互い初心者なのでまずはソフトSMから楽しみましょうという事でホテルへ行ったのですが、いざ部屋に着くとお互いSMグッズを準備していない事が判明。
僕はてっきり女性が持って来てくれていると思っていたのですが、相手も同じ事を考えていたようです。
それでもここはラブホ。アダルトグッズくらい売っているだろう。その中にSMグッズもあるんじゃないか、とそのラインナップを見てみる事に。
けれどあったのはバイブとローター、ローションとコンドームだけでした。
一応、ローターとバイブを購入してプレイに挑んだのですが、ただ玩具を使っているだけでSMプレイという感じはしません。
相手の女性も心なしか遠慮がちに喘いでいるようにも思います。何か身の回りのものでSMグッズとして使えるものはないか…と探してみたところ、手足を縛れそうなタオルが。これで何とかSMプレイっぽくなるかもしれない、と僕はタオルで手首を縛ってみました。
けれど柔らかく厚みのあるタオルでは、縛ってもすぐに解けてしまいます。そんな事をしている内に時間も刻々と過ぎ、自身の段取りの悪さに歯がゆさを覚えます。
「あの…もうそんなに無理しなくていいですよ?」
と、結局女性に気を遣われてしまい、最後は普通のセックスをしてお開きとなったのでした。
2回目があれば次はちゃんと道具も用意して、と思っても後の祭り。
次回の約束も出来ないまま音沙汰なしとなってしまったのでした』
調教に慣れていないと、道具を一から揃えるのも一苦労ですよね。けれどそのせいでいざ調教となった際にプレイの幅が狭まってしまうのはもったいないと言えます。
最低限、自身の興味のあるプレイで使う道具に関しては事前に用意しておくといいでしょう。危険な行為に手を出さない
『SMに興味のあった俺はSNSで会えそうな女性を探していた。
本当は玩具責めとか拘束責め、羞恥プレイとかやってみたかったけれど、そういうプレイを希望している女の子はみんな既にパートナーが決まってるとか、援助希望とか、何らかの業者とかばかりで、全然見つからなかった。そのうち、SMプレイ出来るなら何でもいいという思いに変わり、SMとかM女みたいなキーワードで検索して近場の女の子には手当たり次第DMやリプを送ったりしていた。
その中で期待出来る返事をくれた女の子がいた。彼女の希望はこうだった。
“窒息プレイに付き合ってくれる男性”
窒息プレイに関してはイマイチよく分からなかったけれど、言葉だけは聞いた事があったので会ってSMプレイ含めエロい事が出来るならと了承。
数日後、会ってみると20代前半の可愛い女の子。
こんな女の子とエロい事出来るなんてラッキー!!
と、俺は浮かれた。
ホテルに着くと、彼女にテープとハサミを渡された。
「テープで手を拘束してから口と鼻を塞いで。ヤバそうな時はハサミでテープを切って」
と指示された。
言われた通りにまず手を拘束した。
何かレイプみたいだな…とちょっと興奮した。
それがいけなかったのかもしれない。この時点で俺はもう冷静さに欠けていた。続いて口と鼻をふさぐように頭にテープを巻いていく。
苦しそうではあったけれどまだ身じろぎしていたので大丈夫だろうと思った。
手を拘束して口と鼻を塞いでしまうと、本当にレイプみたいでますます興奮した。ここまで来たらパンツを脱がして挿入してみたくなるのは当然で。俺はズボンを脱ぎ、彼女のパンツに手をかけた。
セックスの同意は得てなかったけれど、彼女に嫌がる素振りはなかった。
彼女もこんな展開になる事は予測していたのかもしれない。
ヌルヌルになっているアソコに挿入すると、彼女の中がキュッと締まった。
最高に気持ちいい。
後は欲望のまま腰を振るだけだ。
でも挿入して間もなくの事だった。
彼女がいきなり痙攣し始めた。
イッて痙攣とかそういうのじゃなくて、明らかに病的なやつだ。
焦った俺はチンコを引き抜こうとしたけれど、中も痙攣しているのかキツく締まってなかなか抜けない。痛いくらいになってきた。
次第に彼女の血色も紫色になっていく。
マジでヤバい…!!
どうしたらいい!?どうしたらいい!?どうしたらいい!??
パニックになった。
でも視界の端にハサミが見えた。
そうだ、これで切るように言われていた。俺は急いでハサミに手を伸ばすと、顔に巻いていたテープに刃を当てる。
でも手が震えて上手く切れない。震える手を押さえて何とかテープを切ると、彼女はぐったりとしていた。
死んだ…?
とてつもない恐怖に襲われた。
俺は殺人犯になってしまう…と思うとここから逃げ出したくなった。
とりあえず心臓に手を当ててみる。
ドクドクと鼓動を感じてそこで少しホッとした。
生きてはいる。でも動かない。どうしたらいい?救急車??とオロオロしていると、彼女の体が動いた。
そして目が開いた。
ここで本当に良かった…と、俺は腰が抜けてその場にへたり込んでしまった。
当然もうチンコは萎えたし続きをやる気にもなれない。
正直面倒事にも巻き込まれたくないから、彼女が目を覚ましたのはこれ幸いという事で、俺は早々にパンツとズボンを穿いてホテルを後にした。
初心者のS男性には是非とも言いたい。
知識も乏しいのに危険なプレイには絶対に手を出すな!
その相手がどんなに魅力的な女の子だとしても絶対に絶対にやめた方がいい』
SMには危険なプレイも存在します。
経験者でも慎重にしなければならないものを初心者が出来るはずもないので、手を出さない事が楽しくSMを楽しむポイントとも言えそうです。
初心者S男性が気をつけたい、M女性を調教する時の注意点について、S男性の失敗談と共に紹介させていただきました。
いずれも知らなければやってしまいがちな事ばかりなので、まだ経験はないけれどこれからM女性を調教してみたいというS男性は是非とも頭の片隅に置いておいてくださいね。
M女調教初心者向け