調教の定番『緊縛』でM女を調教する
SMプレイと言えば緊縛・蝋燭・鞭といったものが定番の調教で、いつの時代でも人気のあるプレイです。
SM好きならば一度は体験してみたいと思えるプレイではないでしょうか。
さて今回はその中から「緊縛」をピックアップしてM女を調教してみましょう。
緊縛の魅力を知ればもっとSMプレイが楽しくなります!
縛る美しさ
縄で縛るのには技術と練習が必要ですが、SM用のアダルトグッズや器具を使えばもっと簡単に誰でもM女を縛ることができます。
相手の自由を奪う・拘束するというのはSMの基本ともいえるので緊縛が不得意なら代用できるものでM女を拘束しましょう。
・ボンテージテープを使えば巻くだけで縛ることができる便利道具。
簡単で低価格、持ち運びも楽ちんなのがメリット。しかしテープなので人に使う目的で作られていても肌の弱い人には不向きというデメリットがある。
・拘束台は手足を金具で拘束する定番の椅子。
医療プレイが好きなら分娩台なんかも人気です。足を開いて拘束するもので調教もしやすく便利。緊縛のような美しさはないが簡単に縛れる楽ちんさがある。
・貼り付け台はだいたいのSMホテルに設置してある道具。
十字やX字の貼り付け台は壁に立って拘束します。拷問プレイなどで活躍することが多い。
縛る方法はいろいろありますね。
簡単に出来ると言っても、やっぱり緊縛がうまく出来るご主人様は人気があります。それは縄でしか味わうことのできない喜びや気持ち良さに浸れるからです。
縛られて身動きが取れないのに気持ちがいいとはどういうことなのか?ただ単にM女が変態なだけなのか?縄の感想を聞いてみました。
縛られたM女の感想
素人女性が緊縛講座で着衣の上から緊縛師に縛られたときの感想です。初めて縛られた女性はMでもSでもなくSMプレイというものがどういう物なのか興味を持ったただの素人です。そんな人が縛られてみてどんな感想を持ったと思います?
それは
「気持ち良かった」
そうです。
縛られるので身動きが取れなくて自由を奪われるけど、痛みや辛さはなく縛られていくたびに気持ちよさを感じてしまった。思わず私はMなのではないかと感じたそうです。
それにしても、緊縛が初めての人にそんなことを言わせてしまう緊縛師はすごいですね。
初めての人でさへこのようか感情に浸るのです。M女は縄のそのおいしさを知っているのです。
縄で縛る
SMショーを見たことがある人ならご存知かもしれませんが、緊縛師はスルスルと手際よく対象者を縄で縛っていきます。何重にも縄を重ね、関節や体の動きに無理が出ないように注意して、でもキツ過ぎて痛みが強くならない絶妙な力加減で縛っていきます。その縄さばきは実に見事で見ていても本当に気持ちが良いものです。
縄のかけ方・回し方や結び方は難しいものではありませんが簡単でもありません。対象が人なので知識が必要です。
そういったものを理解した上での緊縛はとても芸術的で、縛られている方も気持ちがいいと感じるのでしょう。
2通りの緊縛
写真で残したり、SMショーで行うものはのため結び方は美しく、とても高度な技のため素人が独学で覚えるには行き詰ることもあるでしょう。また難易度の高い吊るしの緊縛は人の体を宙吊りにするので見よう見まねで行うのは危険があります。
またもうひとつの緊縛として風俗店で働くS男性やS女性たちはこう言います。ショーと実際のプレイは違う。
見せるための緊縛は美しさやドラマチックに演出された緊縛風景を見て楽しみますが、実際のSMプレイではその美しさはそれほど気にしません。縛ってあることが重要で縛り方は重要じゃない。と。もちろんなんでもいいわけでもないです。
相手(縛られる側が)○○縛りをやってほしい。と要望した時はその縛りができた方がカッコいいです。しかし、手を縛る、足を縛る、股縄をかけるなどはけっこう適当でもいいのです。縛るものは縄じゃなくても、長く巻き付けれるものならなんでもいいと思います。
とはいえ、全く知らないのはちょっとカッコ悪いし、緊縛っぽくないですね。
手や足なら枷を使えばそれでOK。その他の縛り方でのポイントは結び目と各部分の固定するための折り返しさへしっかり出来ていれば、○○結びと名の付く結び方ではなくても格好がつきます。
あとは練習あるのみ。緊縛はSMプレイの中でも一番練習の必要とするプレイです。
縛る時に手や足を曲げるならどこまで固定して大丈夫か?体を曲げるなら長時間でも大丈夫な姿勢なのか?といったことを考えながら縛っていきます。
縄は当てるだけ。折り返しや結び、繋ぎにグッと力を入れる。そういった要領で縛っていきます。
まだ慣れていないけどM女を拘束したいという場合は、SMホテルなどの調教部屋にある拘束台や貼り付け台で拘束。そうするだけでも調教感は十分に出るし、縄を準備する手間や持ち運ぶ苦労もなくて済みます。
※注意点
人を吊るすのは非常に危険です。慣れていない場合はやらないようにしましょう。思わぬ怪我や事故に繋がります。
また緊縛講習会などに参加すれば一から学べて、吊るす技術も習得できると思うので興味がある方は一度参加してみてもいいかもしれません。
おわりに
緊縛とは昔は罪人を縛るための技術でした。時代の流れでそれが今はSMプレイとして様々な結び方で残っている。縛るということは相手に言うことをきかせるということ。
緊縛を使うと調教は盛り上がり“上の立場と下の立場”をはっきりさせることができるわかりやすい調教です。S側として立つなら見せる緊縛ではなくても簡単な緊縛は習得しておきたいものです。
余談ですが、SMプレイはSとM両方を試して初めてそれぞれの気持ちがわかるというもの。S男性の方もM女の心を深く知るためにも一度縛られてください。