M女はプチ彫りタトゥーで調教する

“タトゥーをしている人は怖い人”なんていうイメージはもうずいぶん昔のことで、現在では老若男女問わずファッションとして、何かの記念として、メッセージ性を持たせて、タトゥーを入れる人が増えています。
2~3年前から日本でも急激に人気が高まり、街を歩いていてもチラッと見えるおしゃれなアイテムとして非常によく見かけるようになりました。
個性的な表現として楽しまれていますが、M女の奴隷の証としての表現でも人気が高まっています。
どんな場所が人気?
どこに彫るのも好き好きなのでどこでもいいのですが、M女は何と言ってもパイパンにして露わになった恥骨に彫るのが一番多いです。
次にお尻。
あとは、胸元、首筋、お腹、太もも、背中、手首、足首、指など一般の人が彫る場所と同じ個所ですね。
M女奴隷の証として彫る時の注意点として、デザインにもよりますがSMをオープンで行っていない人には衣服を着れば隠せれる場所、下着で隠せる場所に彫るようにします。
オープンな人なら見られても平気なので本人の彫りたい場所でOKですね。
SMを隠しているがデザイン的に分からない物であればどこに彫っても問題ありません。
彫る場所やデザインは何よりも慎重に考えて決めていきましょう。
どんなタトゥーが人気?
M女の場合体前面にタトゥーを入れるというよりワンポイントで彫るのが圧倒的に人気です。
奴隷という証であるとともにさりげないおしゃれとして身に刻みたいのです。そのため
「ワンポイントタトゥー」「スティック&ポーク」「シングルニードルタトゥー」などが人気です。
ワンポイントタトゥーはその名の通りワンポイントの絵柄を彫ります。女性に特に人気があります。
スティック&ポークは手彫りで針をツンツン指しながら入れていくのでとても温かみがある味わいになります。
シングルニードルタトゥーは超極細の針で描くとても繊細な表現が出来るタトゥーです。ひっそり描きたい、細かい絵柄模様を入れたい人に向いています。ただ日本では職人がまだ少ないので専門店を探すのに苦労します。
変わり種タトゥー
「ホワイトタトゥー」「水彩画タトゥー」「3Dタトゥー」「ブラックライトタトゥー」などがあります。
ホワイトタトゥーはインクが美しい白を使って彫ります。その美しさがとても人気で肌の色を問いません。色白でも色黒でも美しく映えるのがとても魅力的です。従来の黒と合わせて白黒で彫る人もいます。
水彩画タトゥーは水彩画のような柔らかさを持った彫り方で文字ではなく絵柄で表現します。
3Dタトゥーは立体感を持たせた彫り方です。目の錯覚絵や立体感を演出したり見ていて楽しく思わせるタトゥーです。
ブラックライトタトゥーはブラックライトを当てると絵柄が浮かび上がります。通常では見えませんがライトを当てると絵柄が光ります。他との違いを一番強く感じられることもあり海外では人気ですが、顔料の安全性や日本でやるとなると難しそうです。
タトゥーを隠したい時のアイテム
タトゥーを彫った場所によっては隠さなければいけない時もあります。
衣服などで隠せない時の便利アイテムとしてタトゥーを隠してくれるシートがあります。
はがき半分ぐらいの肌色のシートで水に強く数日から1週間張り続けられる便利グッズ。
彫るのに躊躇してしまう人でも隠せる道具があれば何かあった時でも安心です。
また、彫られたタトゥーを消したい時、消し後は汚くなのが嫌だな~という時には「ブラストオーバータトゥー」という方法もあります。
これは既に彫られたタトゥーの上に新しい絵柄を彫る方法です。どっちみちまた彫るので現在あるものが消えるわけではありませんが新しいデザインとして楽しむことができます。
消すことや隠すことなく期間限定のタトゥーとして人気の「ヘナタトゥー」
こちらは一般的な針を使うタトゥーとは違いヘナという植物を原料としたタトゥーで肌に馴染ませて定着させます。肌のターンオーバー(2週間から1ヵ月)で消えてしまうことから気軽に楽しむことができ、針を刺す痛みがないことで女性に人気があります。
植物性由来によりアレルギーなど起こしにくいのですが、中にはブラック・ヘナとして化学物質を添加しているヘナタトゥーもあるので使用時には確認をした方がいい。
おわりに
ひとたびタトゥーを施せば気分も変わり、調教の楽しさやお互いの関係も一新されるなどメリットがあります。タトゥーを見るたびに思い出し認識することができるからです。
それと同時に主従契約を解約した後のことや関係は続いていてもタトゥーを消したい時にはデメリットとなります。
入れるときにはどういった形で彫るのが良いのかお互いに納得いくように話し合って決めましょう。