影の薄い蝋燭プレイを取り上げてみる

ソフトSMという言葉があるように、一般のカップルや風俗店などでのセックスでも度合いを下げた内容で素人でも楽しめるなど、
通常の営みにも取り入れられるようになってきたSMプレイ。
目隠しやスパンキング、緊縛など様々なプレイがある中で、いっこうに人気のないのがロウソクプレイです。
一般社会に認知される前からSMプレイの古参として・SMプレイの代名詞として在る一方で、なぜこんなにも人気がないのか。
その理由は単純で、ロウソクという物自体がもはや一般家庭には無い事と、その一般のロウソクではSMプレイに代用できない事が挙げられます。
市販されているごく普通のロウソクでは暑すぎて体に振り掛けるような代物ではなく、専用のSMロウソクは多少コストがかかる。
緊縛であれば、ベルトやビニール紐でも代用できるし、目隠しもアイマスクが無ければ長めのタオルを使えば良いのだが、
SMで使う専用のロウソクは蝋が早く固まるため熱さが伝わりにくくなっている特別製なため、
家庭に普及している誕生日のケーキに使うロウソクやお仏壇に使うロウソクでは代用できません。
専用のロウソクを手に入れるためにはやはりSMの専門店かネット通販で購入になるが、
わざわざ購入するほどしたいプレイかと言われれば、疑問に思うプレイヤーも多いでしょう。
そもそもロウソクプレイとは気持ちいいものなのか。
どこに魅力があって、何が良いのか。今回は、そんなロウソクプレイに関してまとめてみました。
ロウソクプレイの基本
SMプレイ上でのロウソクの取り扱いやプレイ方法について、基本をまとめました。
専用のロウソクを使う
SMプレイでロウソクを取り入れるならば、SMプレイ専用の物を使いましょう。
先にも書いた通り、市販のロウソクでは蝋に熱が残りやすく、火傷を負う可能性があります。
一般の家庭に普及しているような、誕生日ケーキのロウソクやアロマキャンドル、仏壇に使うロウソクを代わりに使うのは危険なので止めましょう。
身体の近い位置で垂らさない
専用の低温ロウソクといっても、直火で溶かされた熱い蝋で在ることにかわりはありません。
あまり体の近い位置から垂らすと、熱が逃げきらずそのまま付着してしまうので火傷の可能性があります。
付着時の飛び跳ねにも気を付けながら、なるべく身体から離して垂らしましょう。
皮膚や脂肪の厚い所へかける
太ももの内側や性器、肛門に垂らすのは危険です。特に顔や口内(舌)、目などへ蝋が垂れると怪我の原因になるので避けましょう。
最初は、太ももの外側、胸や腹、お尻など、脂肪のある皮膚の熱くなった部位へ垂らしましょう。
同じ場所には垂らさない
継続して同じ場所へ垂らすと熱が籠って火傷の恐れがあります。
すべてにおいて火傷は跡が残りやすいので十分気を付けましょう、。
床の準備
蝋の飛び跳ねや、ダイレクトに床に垂らすなどで、フローリングやカーペットを汚してしまう恐れがあります。
ロウソクプレイ時には、ブルーシートなどで床を防護してから行いましょう。
使ったら火は消す
火をつけたロウソクは置いておくだけで雰囲気が出て良いものですが、
火事が起きてからでは遅いので使用後はすぐに火を消しましょう。
万が一もあるので、バケツに水を汲んでおくなど神経質なぐらいがちょうどいいです。
ロウソクプレイは何が楽しい?
ロウソクプレイの楽しさの要点とは何か、SM界隈から
SMプレイの代名詞として
SMプレイと聞いてすぐにイメージできる物として、鞭や緊縛でのロープor手錠、
目隠しなどに続いてロウソクもその筆頭で在る分、AVやSM雑誌などの影響からSMプレイにおける雰囲気づくりや
「よく見るSMプレイだからとりあえずやる」という、SMプレイは一通りやってみたい層が手を出してみるそうです。
見栄えで興奮する
身体に垂らした蝋が固まり、規則性の無い形にアーティスティックを感じたり、
パートナーの体が蝋まみれになって汚れていく過程と結果に興奮するなど以外に視覚的効果が大きいロウソクプレイ。
S側の方ばかり満たされるのかと思いきや、M側も何時垂れてくるか分からない期待と興奮や、
熱さを耐えて蝋まみれにされた自分という結果にも興奮ポイントがあるようです。
ロウソクの色を楽しむ
SMプレイで使うロウソクは赤色が主流となっていますが、SMプレイ専用のロウソクでも様々な色のロウソクがあります。
最近では香り付きだったりブラックライトで光る蝋だったり、カラフルさとプラス効果が在るため楽しみ方がより広がります。
挿入時に締まる
M女に対して、挿入中に蝋を垂らせば、垂れた熱さによって膣の締まりが良くなるとの事。
毎回締まるかは個人差があるとして、挿入中の抑揚としては効果的です。