【聖夜の悲劇】クリスマスに半額ケーキを買って帰ったらレイプされた話
去年のクリスマスに起きた出来事。
今でも思い出すだけで体が震える…。
コンビニの半額ホールケーキを買って帰った夜の話です。
半額のホールケーキを買った日
12月25日、夜9時前。
仕事が長引いて、疲れ果ててコンビニに寄った。
歩く速度も、本当に疲れ果て、とぼとぼ、と歩いていたと思う。
ご飯を買うか、甘いものでも…。
チルドスイーツの冷蔵棚に、苺ショートのホールケーキがラスト1つ残っていた。
半額シールがベタッと貼られていて、 外側は白地に可愛い赤のクリスマス柄が入った箱。
限定コラボっぽいデザインで、少しお高めにも感じたけど、今なら半額。
「…誰もいないクリスマスだけど、せめてホールケーキくらいなら」
自分を慰めるみたいに買った。
箱を持って歩くだけで意外に重みがあって、 「一人で食べきれるかな…でも欲張っちゃった」って一瞬不安になった。
でも、もう後戻りはできない。
早くこの甘さを堪能したくて、少しだけ足が早まった。
玄関での出来事
アパートのドアを開けた瞬間、外の冷たい空気が部屋の中に流れ込んできた。
明かりはまだつけてない。
玄関の狭いスペースに一歩踏み入れたところで、 ケーキの箱を潰さないようにと、まず靴箱の上に置いた。
箱の底が靴箱の縁にカチッと当たる音がした。

鍵を閉めようと手を伸ばしかけたその時――
後ろから突然、首に太い腕が回された。
息が詰まる。
体が後ろに引き倒され、玄関の床に背中から叩きつけられた。
靴箱の角が背骨に当たって、鋭い痛みが走った。
箱が倒れて転がり、蓋が外れて中身が飛び散る音。
クリームが玄関の床にべちゃっと広がり、 苺がいくつか転がって壁際まで飛んでいった。
床の冷たさが背中に染み込み、すぐに全身が震え始めた。
「暴れるな。静かにしろ」
声はすぐ耳元で、低くて落ち着きすぎていた。

首を絞めていた腕の力が少し緩み、 今度は体重で私を床に押しつけてくる。
玄関の照明はまだ暗いままで、 廊下から漏れる街灯の薄い光だけが、 潰れたケーキの白と赤をぼんやり照らしていた。
半額シールが剥がれかかって、床に落ちた箱の側面で光っているのが、 妙に鮮明に目に焼き付いた。
知らない声のはずなのに、 なぜか「この声、どこかで聞いたことがある」って錯覚が起きて、 それが一番怖かった。
長い時間の始まり
手首を頭上でまとめられて、 服をゆっくりと刃物で裂かれた。
男は急がなかった。

まるで「これから何をするか」を、全部味わうみたいに時間をかけてた。
「クリスマスなんだから、特別にいいことしてやるよ」
その優しい響きが、吐き気を催すくらい気持ち悪かった。
本気で「優しくしてる」って思ってる声だったから。
その言葉を聞いて初めて、私は泣きたくなった。
だけど声が出ない。口の中が乾いて震えてる。
男の手がゆっくり私の胸を撫でながら這っていく。
冷たい部屋の空気に晒された肌が粟立つ。
「ほら……こんなに俺を受け入れてくれるじゃないか」
違う。受け入れてなんかいない。
ただ抵抗できないだけだ。
この人にはそれが理解できないのか、 それとも最初から理解しようとしてないのか。
「嫌……っ」
絞り出した拒絶の声は掠れていた。
けれど男は唇を笑みの形に歪めたまま動じない。
ああ、何を言っても仕方ない。 そんなふうに、諦めるのはすぐだった。
体を侵される時間
男の体重が私を完全に押さえつける。
腰を強く掴まれて、爪が肉に食い込む痛み。
ゆっくりと、まるで時間を引き延ばすように体を重ねてくる。
息が耳元にかかり、湿った熱さが肌に張り付く。
動くたびに、床がきしむ音と、 私の体が擦れる音が部屋に響く。
視界の端で、玄関に広がったクリームの白と苺の赤が目に入る。
汁が床に染み込んで、ゆっくり広がっていく。
まるで血のように。
男が腰を押し込むたび、私の体が揺れて、 その赤い染みが少しずつ視界を埋めていく気がした。
喉が乾いて、息が浅くなる。
涙がこぼれて、耳の横を通って床に落ちる。

男はそれを見て、優しく指で拭ってくれた。
「泣くなよ、可愛い顔が台無しだ」って。
その言葉で、余計に涙が止まらなくなった。
体は熱くて、痛くて、 でもどこか遠くで「これが現実」って淡々と確認してる自分がいた。
抵抗する力はもう残っていない。
ただ、時間が過ぎるのを待つだけ。
頭の中のループ
体は犯されてるのに、頭の中では別の自分がずっと喋り続けてた。
ぐちゃぐちゃのケーキをぼんやり眺めながら、
「どうしてホールケーキなんか買ったんだろ」
「一人用でよかったのに」
「どうせ一人なのに、なんでこんな大きいの」
「欲張ったから、もったいないな」
「私が悪い」
「全部、私が悪いからこうなった」
同じ言葉がエンドレスでループして、 自分の思考じゃないみたいだった。
最後の瞬間
男の動きが徐々に速くなり、息が荒くなっていく。
耳元で低く唸るような声が漏れ、 体がさらに深く押しつけられる。
熱いものが、私の中に広がっていく感覚。

男は最後に一度強く腰を押し込んで、 体を小刻みに震わせながら、私の中で果てた。
温かくて、ねばついた感触が残る。
それが現実を突きつけてきて、 吐き気がこみ上げた。
レイプされてしまった。
男は満足げに息を吐いて、 ゆっくり体を離した。
その瞬間、冷たい空気が一気に肌に触れて、 全身がぞわっとした。
終わったあと
終わったあと、男はスマホで写真撮ってた。
フラッシュが光るたび、床に散らばったケーキの残骸と 破れた箱の破片が白く浮かび上がった。
苺が潰れて赤い汁を垂らしてて、 それが自分の肌の赤と混ざって見えて、 急に気持ち悪くなって嗚咽が出た。
「いい子にしてれば、これ誰にも見せないからな」
男は脱ぎ捨てた服を拾い上げて丁寧に着直しながら言った。
「来年もまた来るから」
そして自分の顔を見せて笑った。
声と同じで、優しそうな顔だった。
だからこそ、余計にぞっとした。
崩壊した夜の後
男が出て行って10分以上経ってから、やっと体が動いた。
寒さにがちがちと歯をならす。
本当なら、シャワーを浴び服を着るところだが、判断力が鈍っていたんだろう。
床にしゃがみ込んで、裸のまま、潰れたケーキを片付けた。
苺が転がって、クリームが指につく。
冷たい感触が生々しい。
「……もう食べれないじゃん、これ」
そう呟いたとき、やっと涙が出た。
あの夜の記憶は、未だに時々フラッシュバックする。

クリームの匂い、押し潰された苺の果肉の柔らかさ、 服を引き裂く音、 全部鮮明で、忘れられない。
その家はすぐに引っ越した…
もしまたあの男が来たら?
怖い。怖い。怖い。
ホールケーキを買って嬉しかった気持ちさえ、 汚されてしまった気がして――
半額でも、もう買えない。
クリスマスの時期になると、 ケーキの箱を見ただけでレイプされたことを思い出して体が震える。
あのクリスマスから、 私の中の「普通」ってものが、 完全に欠けてしまったみたい。










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